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スタッフブログ
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2017年07月14日
【質問コーナー】災害時の太陽光発電

皆様、こんにちは。アフタープラス2株式会社の野田です。

 

先日、鹿児島を震源とする地震が起きましたね。震度5強という熊本地震を彷彿させるような地震でした。

また、鹿児島のほかにも熊本でも未だに地震が起きていますし、九州北部で起こっている豪雨災害など、九州では未曾有の自然災害が頻発しております。

 

と、いうことで今回は質問コーナー第二弾として「災害時の太陽光発電システム」として、災害時における太陽光発電の有効性について紹介していきたいと思います

 

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いきなりですが、災害時に困ることはなにがあるでしょうか

水、食料、トイレ、毛布…いろいろありますが、

その中に”情報が入ってこない”ということがあります。

 

どこに避難をすればいいか、どこに救援物資が来るのか、ラジオやテレビ・携帯端末などで情報を収集しますよね?ラジオや携帯端末はバッテリーや乾電池があるので停電してもしばらくは使用できます。

しかしバッテリーも乾電池も限りがありますね。時間がたつにつれて、電気が必要になりますよね。

最近ではSNSを利用した安否確認システムも確立されており、ますます携帯端末の使用頻度が上がることでしょう。

東日本大震災では携帯を充電するために充電ポートに長蛇の列を作ったニュースを見たことが記憶に新しいです。

 

そこで近年は、屋外に災害時の携帯端末用充電スポットが設置されるようになりました。その電源として利用されているのが太陽光発電システムです。

他にも小型の太陽光発電を用いた携帯端末用充電器やTOYOTAの新型プリウスPHVにも太陽光発電システムが導入されています

 

(TOYOTA HP PRIUS PHVより引用)

 

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Q.「災害時も太陽光発電で発電した電気がつかえますか?」

 

A.パワーコンディショナについている専用コンセントから最大1.5kW(1500W)まで使用できます。

 

太陽光発電システムに被害がなく発電できる状態にあること、太陽が出ている日中であれば、太陽光発電システムで発電した電気を”停電用コンセント”から使用できます。

しかし、ドライヤーや電子レンジなど1.5kW(1500W)を超える大きい電力を必要とする機械は使用できません

 

「ソーラーフロンティア より引用」

 

発電量が太陽の光に影響されるため、あくまでも携帯の充電やラジオの電源として利用できると思っておきましょう。ラジオで情報を得たり、携帯端末で家族や親戚と連絡が取れます。それだけでも安心感が違いますよね。

 

 

Q.「災害時、夜に電気が使いたい

 

A.太陽光の光がない夜は、発電ができません。しかし蓄電池システムがあります。

太陽光発電システムは太陽の光で発電するため、太陽が出ている夜間は電気を作れません。夜間に停電してしまった場合、目が慣れるまで何も見えずに怖い思いをしたことがあります。

 

そんな場合は、蓄電池システムがあれば夜間の停電でも電気が使えます。しかも、停電時に自動で蓄電池からの給電に切り替わるものもありますので停電しても一瞬で蓄電池からの給電に切り替わるので暗闇の中で怖い思いをしなくてもよくなります。。

さらに災害時でも昼間に太陽光発電システムで作った電気を貯めて夜に使用することができるのです。災害による停電が長引いても安心ですね。

 

そして蓄電池システムは太陽光発電システムの非常用電源からの電気と違い安定して電気が使えます。つまり、設定で一部屋分だけ電気を使えるようになったり、貯める電気の容量を大きくすればエアコンや炊飯器まで使用できるようになりますので赤ちゃんのミルクや温かいご飯が準備できるのです。

 

東日本大震災では東京など関東圏でも交通網が遮断され帰宅難民が続出しました。

家に帰れず、連絡も取れないとなると家に残された家族のことが不安になりますよね。でも、この蓄電池システムを導入していれば、少なくとも家に残された家族は電気が使えるということはわかるので少しは安心ですよね。

 

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しかし、地震や洪水などにより太陽光発電システムの電線や電子機器がショートなどの不具合を起こしてしまっている場合もあります。

その場合、このまま発電してしまうと火災など思わぬ事故につながってしまうこともあります。

災害などが起こった際、または異変を感じた際は、些細なことでもいいので設置店やサービス店にご連絡をください。

 

 

 

 

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